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【WEB内覧会】屋根裏部屋ってどうなの?作って二年経った感想。

zokulifeblog
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WEB内覧会 屋根裏部屋編

WEB内覧会、今回は屋根裏部屋です。

屋根裏部屋って夏暑いの?冬寒いの?かかった費用は?

悩んでいる人

この記事ではそんな疑問にお答えします。これから屋根裏部屋を作ろうと考えている方の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

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  • らいふ(@zokulifeblog)
  • 2018年に設計建築事務所で新築
  • 4地域、Ua値0.53、C値0.4とHEAT20 G1に届かない断熱スペック
  • 元インディーレーベルバンドマン
  • 音楽と心地よい雑貨が好き

屋根裏部屋作成にかかった費用

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▲入居時の様子

屋根裏までの階段代を含めて総額316,470円です。

その費用のうち多くを占めるのが階段代150,000円。次に大工手間が75,000円。階段を梯子にすればかなりコストダウンにはなります。

ただ、設計事務所から「梯子だと絶対登らなくなって将来デッドスペースになるよ」と言われたのでプロの言葉を信じ階段にしました。

自分のようなずぼらは少しでも障害があると途端に使わなくなるということはよくわかってますので。使わなくなってしまう部屋を作っても勿体無いのですから必要経費と割り切ります。

せめてものコストダウンとして壁・床・天井は全てOSB合板を貼っただけです。

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▲オールOSB合板

これはコストダウンだけじゃなく見た目も気に入っているので一石二鳥。

作ってみて良かったところ

そんな屋根裏部屋。作ってみて良かったのか?悪かったのか?ここからは実際に二年間住んでみた感想です。

まずは作って良かったところは二つ。

①おこもり部屋には丁度いい。

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▲狭い部屋に安心するのは人間の本能か

広さは6帖なので普通の部屋くらいありますが、屋根裏なので天井が低いです。それ故に部屋自体はかなりコンパクトに感じます。ただこの閉鎖感が屋根裏部屋特有のドキドキ感を醸し出しているような気もします。一つだけつけた窓も家の中で一番視点が高いため見晴らしがよく気持ちいいです。

②階段良かった。

当たり前ですが昇り降りが楽ですね。快適です。

そして屋根裏までは圧迫感がでないように抜けたデザインになっています。

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▲抜けてます

そのため隙間から足を出せばデスクとして使うこともできます。

踊り場の広い面を使えば案外大人でもいけます。

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▲スカスカ

思いがけない使い方でも活躍しているので15万円と費用はかかりましたが作ってよかったと思っています。

作ってみて悪かったところ二点

①天井低すぎて頭打つ

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▲屋根裏部屋入口

屋根裏なので当たり前ですが天井がかなり低いです。法律上、屋根裏部屋やロフトの天井高は1.4mまでと決められています。茶室はあえて入口を低くするそうですがこの部屋は全てが低いです。油断していると簡単に頭を打ちます。

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▲大人には低い

それと移動が中腰になるので腰に悪いです。天井が低いのはもう屋根裏の宿命なので致し方ないと思ってます。というか天井高くなったらそれはただの三階です。

②夏熱く、冬寒い。

うちはHEAT20 G1に満たない断熱レベルなので全館暖房とはいかず屋根裏部屋は夏熱く、冬寒いです。と言ってもアパートのロフトのような真夏の灼熱さや冬場の凍える寒さにはなりません。夏は窓をあければまだなんとかなりますが、冬場は簡易暖房がないと過ごせないので今はこれを使ってます。

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▲BRUNO カーボンファンヒーター

www.zokulifeblog.com

G1に満たないとは言ってもそこそこの断熱性能はあるのでこれ一台で今のところ十分です。

これから脱炭素社会の動きは強まる一方だと思っているので、内窓の価格が下がることを期待して将来的にはリフォームできたらなと思います。

ガチャ柱を使ってDIYで棚を作成

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▲棚はDIYで作成

棚はガチャ柱を使ってDIYしてました。DIY初心者ですが電動ドライバーさえあれば数時間程度で作成できました。微々たるものかもしれませんが多少のコストダウンです。

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▲ロイヤル製を使用

棚に使用した板は12mmの合板です。本当はもっと厚い板を使う予定だったんですがホームセンターにちょうどいい厚さがなかったので一か八か少し薄めの板を買ってみましたが失敗しました笑。CDを150枚くらい置くと中心が少したわみます。

板の厚さを厚くするか、板の中心にもう一本ガチャ柱を設置するか対策が必要ですが、二年ぐらい崩壊していないのでとりあえず放置しています。

まとめ

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▲屋根裏部屋はロマンのようなもの

あこがれの屋根裏ですが実際に作ってみて満足度は高いです。

そもそもこれを作った理由ですが一人で音楽を聴いたり楽器を鳴らしたかったからです。

アパート時代は部屋が少ないのと壁が薄いのでなかなか自由に音を出せませんでした。新築するなら妻に迷惑かけないよう一人で音を出せる場所が欲しかったのです。

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▲下から見る階段も好き

家づくりは高価だし一度きりの挑戦なので無難な道に走りたくなりましたが、リスクを冒してでも自分の気持ちが上がるものを作って良かったと思います。

住んでみて二年経ちましたが、そういった空間に気持ちが救われること多々ありました。あと「作っておけば良かった〜」という後悔からも解放されます。特に屋根裏部屋は後で追加しようにもなかなか難しいと思うので。

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▲好きなものに囲まれています

ということで屋根裏部屋のWEB内覧会でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

ABOUT ME
らいふ
らいふ
ブロガー
音楽、漫画、映画大好きな元インディーレーベルバンドマン。海外ツアーや野外フェスにも出演。

心地よい生活をモットーに生活・雑貨・健康について書いています。

2018年11月に設計建築事務所で新居を建築。2021年からはマルプーも家族に加わり生活はよりにぎやかに。

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています。
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