先進的窓リノベ事業で後悔しないために!YKK AP プラマードUの選び方の秘訣
内窓つけたら見た目ってかなり変わっちゃう?
断熱性能がよくなっても見た目が悪くなるのは嫌だなぁ。
この記事では実際に内窓YKK AP プラマードUを取りつけたわが家の施工写真をご紹介。
プラマードUを選ぶ際にこだわったポイントも解説していきます。
これを読めばイメージ違いでガッカリすることを防げるかも。
①内窓の色の選び方
サッシの色って何色にしたらいいんだろ?
わが家はこんな感じで選びました。
- フェイク系は避ける。
- 外窓と色を合わせる。
木目調は自分の場合、本物と比較してしまってチープに感じるので候補から外しました。
わが家は木目調を一切使わずに他の素材でやりくりしています。
また、外窓と色を変えるのも外窓との相性を考えると言う難易度の高い作業が待ってるので無難に外窓と同じ色である「ホワイト」にしました。
同じホワイトでもメーカーによって色味は異なるので、外窓と同じYKK APのホワイトに。
外窓と統一感を出したんだね。
②プラマードUの鍵の選び方
プラマードUは鍵が「クレセント錠」と「戸先錠」から選びるみたいだけどっちがいいの?
うちは勝手に「戸先錠」になっていましたが(笑)こんな違いがあります。
- スッキリした見た目。
- 鍵閉め忘れ防止。
戸先錠はクレセント部がない分、見た目はとてもスッキリ。
景観のとれた窓なら特にオススメです。
また窓を閉めると自動的に鍵が掛かる仕組みなので、小さなお子さんや高齢の方がいるお家にもいいかもしれません。
うっかり者のらいふ家も安心。
そんな便利な戸先錠ですが、デメリットもあります。
それはクレセント錠よりも気密性が低いところです。
日本産業規格JIS A 4706「サッシ」で定める4段階の気密等級のうち、クレセント錠は最高等級のA-4に対し戸先錠はその下のA-3になります。
内窓を取り付ける時点で気密性は向上しますが、外窓からのコールドドラフトを可能な限りシャットアウトしたい方はクレセント錠がオススメです。
③プラマードUの見た目
今回は3パターンの内窓をとりつけました。
- 引違い窓
- FIX窓
- 内開き窓
ここではそれぞれの内窓取り付けによる見た目の変化をご紹介していきます。
引違い窓(1656×906)型-クリア
まず今回手配した引違い窓で一番大きい窓。
外窓だけだとこんな様子です。(内窓のサッシは取り付いていますが)
そこに内窓を装着。
外窓の型ガラスに対して内窓はクリアに。
万が一、外窓と内窓の間が結露した場合、型ガラスだと発見しにくいですからね。
二重に型ガラスにしてもしょうがないですし。
引違い窓(1656×306)クリア-クリア
お次は一番細い引違い窓です。
取り付ける前は「サッシでほとんど埋まってしまうかも・・・」と心配してましたが、そんな心配をよそに体感的にはあまり変化を感じませんでした。
細長い窓ですが、ある程度横幅もあれば窮屈感を感じにくいのかもしれません。
引違い窓(1656×506)クリア-クリア
こちらは寝室の窓。
景観が良かったのと、結露の確認ができるという理由で型ガラスにはしませんでした。
引違い窓(1656×506)クリア-型
同じく寝室から同サイズの窓。
こちらは隣家から丸見えな窓なのでロールスクリーンを開けることのない「開かずの窓」でした。
どうせ景色は見ない採光用の窓なので、こちらは型ガラスにしました。
おかげでロールスクリーン上げっぱなしでも眠れます。
寝室に型ガラス、オススメかも。
朝日が目覚ましにもなります。
デメリットは「外窓:型ガラス、内窓:クリア」の組み合わせと違って結露を発見しにくいところ。
同じ部屋にあるもう一つの窓で確認しようと思います。
FIX窓(746×506)クリア-クリア
ここからは簡単に取り外しできないFIX窓をご紹介。
まずわが家のFIX窓で唯一のクリア-クリアの組み合わせです。
思ったよりも窓枠が目立たず安心しました。
内窓が届いて初めて感じましたがFIX窓って思ったよりも重いんです。
このサイズであれば苦でありませんがこれ以上はちょっと取り外し面倒くさいかも・・・
FIX窓(746×306)型-クリア
そして全ての内窓の中で一番残念だった内窓がこちら。
ほぼサッシです。
せめてもの救いは採光用の窓だったこと。
景観の良いところに小さい内窓を設置しようと思っている方はご注意ください。
FIX窓(746×506)クリア-型
お次は寝室同様、「開かずの窓」だったこちらの窓。
一日中ロールスクリーン下ろしっぱなしでした。
勿体なさ過ぎる・・・
ということでここも型ガラスにしちゃいました。
明るくなったうえにプライバシーも確保できたし、断熱性気密性も向上するし一石四鳥です。
FIX窓(746×506)型-クリア
こちらは先ほどと同サイズの窓。
ここも結露確認のために型ガラスではなくクリアに。
若干狭くなった感は否めないですね。
内開き窓(746×906)型-クリア
最後は唯一の「内開き窓」です。
FIX窓と悩みましたがこのサイズは簡単に取り外しできないな、と。
メンテナンス性を優先して内開き窓にしました。
内窓、思ったよりも変化を感じず。
いかがでしたでしょうか。
設計事務所だからか性能よりもデザインよりのチョイスだったかもしれません。
それではおさらいです。
- サッシの色は外窓と合わせて統一感。
- 戸先錠で見た目すっきり。
- 小さい窓はサッシが目立つ。
- 開かずの窓も型ガラスでリカバリー。
1500×900越えの大きい窓であれば内窓を付けてもそこまで見た目の変化は感じませんでした。
なんならついてるか一瞬考えるほど。
家づくりの後悔ポイントでありがちな「開かずの窓」も内窓を入れることでリカバリーできました。
型ガラスはロールスクリーンやカーテンから解放されるので気に入っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が内窓設置のご参考になれば幸いです。