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続・LIFE blog

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【一言レビュー】2020年本屋大賞 大賞受賞作「流浪の月/凪良ゆう」

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記事のタイトルでネタバレする可能性もあるので迂闊に単語を入れられない。

極力注意して書きましたが以下、ネタバレと感じる可能性もあるため気にされるかたはご注意ください。

ワイドショーに感じていた違和感の正体

頼まれてもいないのに第三者が勝手に、そして自由に討論し合うのがワイドショー。

これは昔から自分の考えの一つにあるけれど究極的にいえばその人の気持ちはその人にしかわからない。

自分以外の心の中を覗くことは現代の科学では不可能で、いくら相手の気持ちや考えを理解しようとしてもシンクロは理想である。 

 

だからワイドショーで第三者達が一生懸命討論しても絶対に答え合わせはできない。

答え合わせのできない問題の答えを議論しあうのがワイドショー。

 

自分の考えが世間からズレていないのか、自分は異常じゃないのかを確認するために使う。

当事者のことを思って話しているはずなのに、初めからこの討論はその人のために向けられたものではなかった。

ワイドショーにおける違和感の正体はこの大きな矛盾にある。

 

では第三者の物差しの校正に利用されてしまった当事者の気持ちはどこに向ければいいのだろうか。

 

この本ではそんな人の内心について素晴らしいストーリーでまとめ上げてしまった。全方面にオススメしたい一冊。

本屋大賞っておもしろい

「相手の気持ちはわからない」と突き放す感じで書いたけど、相手のことを考えたり想うことを否定しているわけではなく、むしろそれはとても大切なことだと思う。

 

わかったつもりでいる傲慢さには日々注意しなければならないと思ってます。

 

今回初めて本屋大賞受賞作品を読みましたが本屋大賞ってお堅い感じではなく一般の人に寄り添った賞なんですね。今まで気にしたことがなかった本屋大賞ですが今後はチェックしようと思います。

 

さっそく今月の課題図書に2019年の大賞受賞作「そして、バトンは渡された」を選んでいます。妻がソッコーで読破してましたがめちゃくちゃ面白かったとのこと。

 

読むのが楽しみです。