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続・LIFE blog

設計事務所で建てた一応住宅系ブログ。最近はApple Watchを使ったリングフィットアドベンチャーの検証にハマってます。

【考察】なぜ木村拓哉の演技はキムタクなのか

木村拓哉の演技

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マスカレード・ホテル

木村拓哉の演技について「何を演じてもキムタク」と思ったことないでしょうか。

 

最新の主演映画マスカレード・ホテルしかりHERO、 GOOD LUCK!!、などなど木村拓哉の演技はどこか特徴的で、どの役を演じていても結局キムタクに感じていました。

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GOOD LUCK!!

しかし最近「本当は違うんじゃないか?」と思うようになりました。

 

 

実は木村拓哉はスターシステムを確立したことにより、木村拓哉にしかできない唯一無二の演技を成し遂げていたのです。

スターシステムとは

Wikipediaには、「高い人気を持つ人物を起用し、その花形的人物がいることを大前提として作品制作やチーム編成、宣伝計画、さらには集客プランの立案などを総合的に行っていく方式の呼称。」と説明がありますが、、、

 

うーん、わかりにくいですね笑

 

もう少しわかりやすいところでいうと、手塚治虫の漫画です。

 

手塚治虫はこのスターシステムを漫画に取り入れたのです。

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漫画の神様

手塚治虫の漫画は一つのキャラクター複数の作品に登場します。

 

例えばヒゲオヤジやハム・エッグなど見た目が同じ(時には同じ名前)別の作品に出ていることがよくあります。

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手塚治虫の漫画は、スターシステムを説明する上で最もわかりやすい例なのではないでしょうか。(手塚治虫の場合、キャラクターを俳優のように扱うため厳密にはスターシステムとは異なり、手塚スターシステムと呼ぶらしいです。)

説明時間の省略

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HERO

スターシステムの利点は、その人物の性格などの説明を省略できるところです

 

時間に制約のある映画において無駄なシーンは1秒たりとも入れたくはないはずです。

 

しかし映画やドラマを進める上で人物紹介を省くことはできません。

 

スターシステムを使うことで人物紹介を省略しても「この人物はおそらくこんな性格だろう」と視聴者にそのキャラクターの性格をおおよそ想像させることが可能になります。

 

その結果、時間の節約となりストーリーをより深く作り込むことが可能になりました。

誰にでもできるのか

Wikipediaの説明にもある通り、高い人気を持つ人物ということが重要になります。 

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木村拓哉といえばSMAPということで国内であればもはや説明不要です。木村拓哉に高い人気があることは誰が見ても明らかです。

 

つまり木村拓哉レベルのカリスマ性実績がなければ、スターシステムを確立することができません。

 

それ故に木村拓哉が日本映画やドラマにおいて貴重な人物であることは間違いありません。  

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しかし海外における木村拓哉の地名度は、残念ながら日本ほどではなく、木村拓哉のハリウッド出演歴はありません。

 

このことからも木村拓哉はスターシステムによって誕生した唯一無二の俳優であることがわかります。 

 

ここまで強烈にスターシステムを確立することができる俳優は日本では木村拓哉ぐらいではないでしょうか。

スターシステムの利用

スターシステムを逆手にとり大胆な演出を行ったのが「おっさんずラブ」です。 

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これに出演している吉田鋼太郎は元々厳格そうなイメージがあり、視聴者もそういった役柄を想像し身構えていました。

 

しかし、おっさんずラブにおける黒澤武蔵(吉田鋼太郎)は主人公 春田(田中圭)を溺愛しその姿は到底これまでの吉田鋼太郎からは想像できませんでした。

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このギャップが我々視聴者の想像を見事に裏切ったため、おっさんずラブの異例のヒットに繋がったのではないでしょうか。 

木村拓哉はやっぱり凄い

今回、フジテレビで放送された三夜連続木村拓哉特集のうち、特別ドラマ「教場」における木村拓哉は警察学校の教官役 風間を演じていました。

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風間は冷酷な鬼教官であり、これまでの木村拓哉のイメージから大きく離れたものでした。

 

しかし木村拓哉は今回スターシステムを捨て、見事に鬼教官役を演じきりました

 

教場の平均視聴率は前編15.3%、後編15.0%と好調だったため、既に続編の声があがるほどです。 

 

これを見てわかる通り、木村拓哉はこれまでのドラマや映画ではあえて木村拓哉役を演じていたということです。

 

今回、教場における木村拓哉を見たことで、キムタクの俳優としての凄さを改めて感じるきっかけになりました。

 

平成時代の映画やドラマは、木村拓哉のスターシステムが支えたといっても過言ではありません。

 

これからの令和時代はスターシステムから脱却した木村拓哉の新しい時代が始まるのかもしれません。