すっかり寒くなってきました。
肌寒さが一段階あがっていよいよ冬かといった感じです。
今日は妻とTULLY'Sでまったりしてきました。
TULLY'Sは他のコーヒーショップに比べ少し値段がお手軽なので時々気分転換にコーヒーを飲みに行きます。
今回飲んだのは自分がアイリッシュラテ、妻がストロベリーマスカルポーネミルクティーとどちらも限定でした。
アイリッシュラテはコーヒーの切れとクリームの甘みのバランスが絶妙。
ストロベリーマスカルポーネミルクティーはチーズティーという初体験の味でしたがチーズケーキのような味でどちらも美味しかったです。
TULLY'Sに行く理由
うちの近所のTULLY'SはTSUTAYAの中に入っていて、TSUTAYAの本を一人二冊までTULLY'S に持ち込み可能なところ。
なのでドリンク飲みながらゆっくり読書ができる最高のコスパスポットとして楽しんでいます。
バカと付き合うな
今回は堀江貴文さんと西野亮廣さんが書いた「バカとつき合うな」という本を読んでいました。
ふたりのメディアイメージとこの強烈なタイトルからかなんとなくキツい内容なのかと思ったけど、まったくそんなことはなかったです。
この先に感想を書くので、ネタバレ気にする方は読まない方がいいかもしれません。
どんな内容だったか(ネタバレあり)
自分なりに内容を要約すると「効率を優先し、文化や習慣から生まれる非効率な行為はする必要ない」ということです。
ただただ昔からみんながしていたからという理由だけで現在でも引き継がれている習慣には無駄なものが沢山ある。
無駄なものに生産性はないためとことんやる必要はないと二人の言葉で分かりやすく書いてありました。
例えばビジネスメールでも「いつもお世話になっております」や「お忙しいところ恐れ入りますが」なんかは打つ時間も読む時間も無駄なので全く必要ない。
了解と伝えたいときはLINEのスタンプで「了解」と送るだけで十分とのこと。
この本は
共作だけど対談形式ではなくふたりが交互にコラムを書いていくような編集スタイルで、それぞれ色々な話を書いています。
そのなかで特に今の自分に印象に残った話は兎に角経験値を積むことが大事という話です。
RPGの経験値は敵を倒す成功体験でしか得られないけど、人生は成功だけではなく失敗からも経験値を得ることができる。
失敗を恐れて実行しないことはバカであるとのこと。成功も失敗も関係なしにあらゆる経験を積んだ人の方が面白い人間に成熟していくとこの本では綴っている。
自分もこのブログを大袈裟に言えば一つの挑戦として始めてみたところがあります。
上手くいくかどうかはわからないけどとりあえずアクションは起こしました。
この先きっと失敗もすることもあると思うけど、この本を読んで兎に角「実行」と突き進めていきたいと思った。
あともう一つ面白かった話が、めちゃくちゃセンスあるクリエイターなのに長く続けていくと飽きてしまって、始めた新しいことが大体良くないっていう話。
天才が飽きて投げてきた変化球が全然弱い。
バンドとかも1stが最高傑作てのは良く聞くかもしれないけど正にコレなんだなと思います。
長く続いたバンドの晩年の作品は新しいこと入れすぎてリスナーがついていけなくなってしまうパターンあると思います。
逆にSSWは結構最新の作品でも良いもの作る人結構多い気がします。
自分が得意で昔からやってることは変える必要はない。自分自身を飽きさせないことが鮮度を保つ秘訣なのかなと思います。
最後に
この本の怖いところは「バカとつき合うな」というタイトルにあると思いました。この本をとってしまった時点で、二人のファンでない限り自分自身のことを「自分はバカではないが日頃バカな人とつき合っていて苦労している。その苦労を解決するヒントがここにあるかも」ということになってしまう。
それに気づいたとき、そういう気持ちが自分の心に存在していたことがわかりとても恥ずかしくなった。
この本を最後まで読めばわかるけど、バカの解釈は悪口だけではない。
どういうことなのかは是非読んで確認して欲しいと思います。
面白い内容だったので読むスピードの遅い自分でも大体1時間半くらいで読み終えました。
前からホリエモンが書く著書を読んでみたいと思っていたので今回思い切って読んでみて良かったです。
ではまた。